木を組むことで
繊細な模様をつくる
伝統的な組子の技法
七宝組子
七宝柄は円形が永遠に連鎖し繋がるところから、円満、調和、ご縁などの願いが込められた縁起の良い柄です。
人と人のつながりが「七宝(※)」と同等の価値がある事から名付けられたとされています。
※金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚・めのう・しゃこ を指す

素材には神社仏閣にも使われ
木材の中で最良と言われる
耐久性に優れ
木目の美しい桧(ひのき)材
吉野桧
吉野の豊かな水と土壌で育まれた、淡紅色の美しい色合いが特徴。
数十年~百年もの時間をかけ、何世代もの人の手により大切に育てられた桧は木目が細かく詰まり、曲がりや節も少なく、非常に粘り強く強度が高い木材です。
世界遺産であり世界最古の木造建築である法隆寺も、そのほとんどが桧で造られており、桧の産地は定かになっていませんが、吉野桧に非常に似た材質の桧と言われています。

建具を専門とする木工所
歴史ある神社仏閣や
住宅の建具をつくり続けてきました
種村建具木工所
歴史ある寺社仏閣や築百年以上の
古民家が立ち並ぶ大阪市平野区

その技術と品質で創業60有余年、地域に愛され
木製建具・家具をつくり続けています。


種村建具木工所について
環濠集落跡の町並みが現在も残る、大阪・平野で創業60有余 木製建具・家具を製作”伝統の木組みの技術を現代に合う形で残したい、繋ぎたい”との想いのもと、創業以来培った確かな技術を用い、お客様に喜んでいただけるものづくり、を第一に心がけ、ホテル、料亭、寺社、異人館レストラン、医療機関、住宅、別荘、店舗、船舶、列車けん引車両など、多岐多様な場所の木製建具や家具を造っています。
また自社ブランドのTANEMOKUからは、 伝統の技術を現代の生活で身近に楽しんでいただける、 家具・インテリア・照明などをオリジナル商品として開発・販売。
【 販売 】
ハルカス近鉄本店、阪急うめだ店、高島屋大阪店などに期間限定出店
【 受賞 】
中小企業総合展 in kansai優秀賞・審査員特別賞受賞
大阪製ブランド認証(光箱・okidoco彩り障子) 関西広域連合「CRAFT14」認証(光箱)
おもてなしセレクション受賞(光箱) ソーシャルプロダクトアワード受賞(光箱)など

クリスタルホテル京都Ⅲ様 客室ディスプレイ用組子細工

祇園 ホテルアルザ京都様の建具

丸を基調としたシンプルで優しい七宝組子は、伝統文様、伝統工法でありながら、現代人の生活にも馴染む魅力を備えています。そんな七宝組子を生活に華やぎを与える商品に生まれ変わらせたのが「花組子」シリーズです。伝統の組子を活かしながら、新たなチャレンジを商品ごとに盛り込んだ、種村建具木工所TANEMOKUの新たなる挑戦です。組子はすべて吉野桧で制作し、組み合わせる素材にもこだわりました。
Designer’s Message
現代人の生活にも馴染む魅力を備えた七宝組子の特長を活かし、洋のスタイルに合うデザインを心がけました。現代は、和洋中 様々な料理が食卓に混在し、ファッションや住空間においては和のスタイルがほとんど見られなくなっています。そのような日常においても調和を保ち、なおかつ価値のあるアクセントとして七宝組子を存在させるデザインを探求しました。
Designer ナカジマ ミカ
Design*Magica デザインマヂカ 代表 ”つくり手を間近に感じるデザインで使い手に感動を”を モットーに地場産業の商品開発デザイン、プロデュースを一気通貫で手掛ける。その一方、先端技術で弱者のライフ スタイルを提案する歩行アシストロボットでグッドデザイン賞を受賞。幅広い分野で活動している。
京都生まれ。京都市立芸術大学卒業。シャープ株式会社に て「ヘルシオ」など生活家電のデザインを手がける。 2012年、京都に戻り Design*Magica 設立。 グッドデザイン賞審査委員。
www.design-magica.com
メディア掲載
種村建具木工所を掲載いただいたメディア事例です(一部抜粋)
近畿経済産業局 経済産業省 発行のデザインのチカラ、活かし方
金融経済新聞
日本政策金融公庫「今月の逸品」
大阪商工会議所「大商ニュース」
月刊誌「戦略経営者」
日本一明るい経済新聞
ほか多数メディアにご掲載いただいています。